<ニューヨーク不動産マーケット速報>

ビッグチャンス到来の予感

最近次々と起こった相次ぐアメリカの銀行倒産や買収、そして続く高水準の金利、これらは不動産の買い場が到来するサインだと見ます。

現在のアメリカの金利水準は正にリーマンショックの前の金融引き締め最高潮の時と同レベルです。　この金利上昇に耐えられない、不動産所有者がこれまでに無い、ディスカウント価格ですでに物件を売りに出しています。 特にニューヨークのマルチファミリー物件の取引価格は以前は 利回り３-４% 程でしたが、現在は利回り５% を超え、６％近い利回りで物件を購入する事ができます。（高い利回りで物件が買えるという事は物件価格が下がっているという事）

なぜマルチファミー不動産の価格が特に下がっているのか？　通常、自宅のローンを組む際には30年の金利の固定ができます。　しかしアメリカのマルチファミリーローンの期間は短く、5年もしくはそれより短い期間での金利の見直しが行われる事が一般的です。　今回のように、急激な金利上昇が起こった場合には、影響を受けやすいのです。　また金利上昇に合わせて、ファンドなどの金融系のお金は不動産から債権などに流れているので、さらに大きな不動産の買い場に突入する可能性も有ります。

コンドミニアムなどのレジデンシャル不動産も然りです。　今まであまり在庫が出なかったビルで売りユニットが一気に増えています。　また、ニューヨークの開発業者が抱えている、新築コンドミニアムの在庫などはこの金利上昇に煽られて、値段が崩れてくる可能性大です。

今年は是非、ニューヨークの不動産購入を検討してみてください。

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