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ニューヨーク不動産仲介のトップチーム
不動産 + ブランド = より高い収益
昨年の LVHM社(ルイヴィトンなど)の飛躍などからも人々がブランドに対して特別な感情を持っており、ブランドに対してお金を使うことが証明されました。
では不動産のブランド化はどうでしょうか?
現在のアメリカの不動産マーケットはここ数十年で一番高い金利水準であり、購買活動に鈍りがあるにも関わらず、ラグジュリーホテルブランドのレジデンスの売れ行きが好調です。 アメリカには38,900のブランドレジデンスが200以上のプロジェクトに渡り存在します。 これは2010年に比べて40%多い数字です。
統計によると、バイヤーはブランドレジデンスに対して平均30%のプレミアムを支払います。 ホテルブランドのレジデンスの場合、80%がホテルと同じ場所に存在し、ホテルユニットとレジデンスユニットの混合ビルになっています。 しかし、ファッションブランドのレジデンスプロジェクトは違うビジネスモデルを採用しています。 イタリアのデニムブランドのディーゼルは159ユニットのレジデンスタワーをマイアミに建設しました。 コンセプトは “ファッションエレガントが使い古されたデニムと出会う” だそうです。 高級車のベントレーは60階に及ぶ高級コンドミニアムの計画を発表しました。 各ユニットには車3、4台分のスカイガレージサービスが提供されるようです。
ボストンのシーポートエリアに建設された、セントレジスレジデンスは全体のプロジェクト114ユニットのうち、半分を売却完了し、中には1スクエア辺り $4000 で売れたユニットも有ります。 (約14万ドル/坪) ボストンシーポート辺りの高級コンドミニアムの昨年度平均売却価格は スクエア辺り$1,654 でした。 正に、このプロジェクトは床面積辺り、250% 近い値段での取引です。
ニューヨークでも去年、アマンレジデンス、リッツカールトンレジデンスなどが一等地でオープンし、売れ行きは好調です。
このように、超富裕層をターゲットにした、不動産のブランド化は全米で成功しています。
超富裕層はどのようなマーケット環境でも、購買パワーを持っており、一般的な不動産売買マーケットとは違う購買行動があることが証明されました。